icon tedukuri noribond製本をする時、一番便利で簡単な接着剤は糊ボンド。
普段使いのお手軽糊ボンドの作り方です。

 

 

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1.木工用ボンド。普通の木工用接着剤を使います。
2.水。
3.容器。ちょっと大きめの方が使いやすいです。
4.保存用ケース通気性の良い蓋付きがいい。インスタントコーヒーのケース等が最適です。(ただし、パッキンは必ず外しましょう)
5.フエキ糊デンプン糊です。ヤマト糊は水を混ぜないで下さいと書いててありますので(変色する)使わないで下さい。
6.撹拌用の棒、ゴムベラ等が使いやすい。

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まずは、120g程度を出しましょう。
(これはインスタントコーヒーmimiサイズに入れる程度で考えています)

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すこしずつ水を入れて行きます。いきなり入れるとダマになりますので注意。

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焦らず、混ぜます。

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糊は意外と水を吸収してくれます。
だいぶとろみが付いたら、木工用ボンドを入れましょう。
この糊の量には大さじ1杯も入れれば充分です。

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よくまぜで馴染ませましょう

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とろみが強い場合は更に水を入れてゆるくします。

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目安は、筆で塗って塗りやすくなったら。余りポッタリすると厚みに待ってしまうし、
余り薄め過ぎると接着力が弱ります。
水を多く入れると、置いておくと水が分離してういて来ます。ウワズミの水は捨てて下さい。

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出来上がったら容器に入れておきましょう。常温でokですが、高温多湿は避けて下さい。
作った糊は約1ヶ月が期限です。接着力が落ちますのでそれ以上は使わないで下さい。
空気の出入りがある事が容器の条件です。
密封してしまうと水分が蒸発出来ず、非常に不安定な状態になり、劣化が早まります。
固まってしまうとしたら、それが寿命と考えて下さい。
ご自身がどの程度の量を使うかは、最初は小さい容器から始めてみて、
1ヶ月で使い切る量を見極めながら容器のランクアップをする事をオススメ致します。
糊をかなり捨てる場合は、生ゴミとして捨てて下さい。
そのまま流しに捨てますと、管が詰まる原因になりますので、極力避けましょう。

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動画ではこちら▶︎